2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

京都旅行の終わり

高台寺からはタクシーで京都駅に戻った。今回の旅行では、体調のこともあるので無理はせずにタクシーを4回利用したが、すべて運転手さんが高齢者だったことに驚いた。 17時過ぎに早めの夕食を摂り、土産を買って、18:32発のひかり532号で小田原まで無事帰…

高台寺利生堂・八坂の塔

高台寺所蔵の南北朝時代(650年程前)の八相涅槃図が、毎年2月の一か月間方丈にて特別公開されている。駐車場の片隅にある利生堂は2016年に建てられ、その壁・天井には八相涅槃図のデジタル複製画が貼り巡らされていて、毎日無料で拝むことができる。聴聞室…

高台寺

高台寺の正式名称は、鷲峰山 高台寿聖禅寺、当初は曹洞宗、のち臨済宗建仁寺派の寺院。豊臣秀吉の正室である北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾後の院号である高台院にちなむ。釈迦如来を本尊とする禅宗寺院であるとともに…

知恩院 友禅苑

友禅苑は知恩院の一角、女坂のわきにある日本庭園。知恩院の近くに住んでいた、日本の伝統技術の一つである友禅(京友禅・加賀友禅が有名)の技法を開発したことで有名な宮崎友禅。彼の生誕300年を記念して作庭された昭和時代を代表する庭園といわれる。

知恩院の自動販売機

知恩院で庭鑑賞(ほとんど山歩き)に疲れて、泰平亭近くでトイレ休憩。そこで見かけた自販機が素晴らしい!これを見に行く価値もあるんじゃないか?

方丈庭園

浄土宗の総本山「知恩院」、総本山だけあり敷地が広大。さらに山の斜面に建てられ高低差があるので移動がなかなか大変。まずは、重要文化財の法然上人御堂に向かう。この中は撮影禁止なので突っ切って方丈庭園の受付に向かう。このとき、履物はビニル袋に入…

知恩院

青蓮院の次に訪れたのは知恩院、言うまでもなく浄土宗の総本山。国宝の三門の大きさと存在感に魅了されつつ、山門をくぐり男坂を登る。これが結構きつい。一段30㎝はあろうかという石段を一気に登りつめると息が切れる。登った先には阿弥陀堂・御影堂・法然…

青蓮院門跡

昨日の続きで青蓮院。とにかく落ち着く、癒される。 一隅という言葉、修学旅行後しばらく流行ったな 日向でお庭鑑賞は冬の京都の最高の贅沢 昔は中国の魚「蓮魚」がいたと記憶している 親鸞が子供の頃に詠んだといわれる「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐…

青蓮院

京都旅行最終日の12月28日、京都駅のコインロッカーに荷物を預け最初に向かったのは「青蓮院」。高校の修学旅行のときの自主行動で訪れて以来なので、49年振りということでほとんど記憶に残っていない。 青蓮院は青蓮院門跡ともいわれる。門跡とは、皇室や摂…

12月28日の朝

2泊はあっという間に過ぎて、帰宅の日となった。前夜は程よく酔っていたので、気持ちよく眠れ清々しい目覚めだ。朝食は前日に食べていないビーフシチューをゲット! この日も歩き回るのだろうから、エネルギーは十分に補充する。 チェックアウトの後は、①荷…

鳥せい本店

鳥せい本店は京阪本線伏見桃山駅より徒歩5分、近鉄京都線桃山御陵前駅より徒歩6分と、交通の便が良い伏見の酒蔵の集まる場所にある。シニアの方ならご存じの伴淳三郎の「かーちゃん、いっぱいやっか?」のコマーシャルでおなじみだった清酒神聖の蔵元山本総…

伏見散策

京都に来た時には必ず立ち寄る伏見の「鳥せい本店」、熟年の人には懐かしい清酒「神聖」の直営の居酒屋だ。伏見稲荷から直行するにはまだちょっと時間が早かったので、伏見の街を歩いてみた。京阪電車で中書島まで行き、寺田屋事件で有名な「寺田屋」を目指…

伏見稲荷

東福寺の後は、京阪電車で伏見稲荷へ向かった。まだ息子たちが小さかった頃だから、20年ほど前になるが、一度訪れたことがある。驚かされるのは、外国の方々の多さだ。前回は特にそのような印象はなかったのだが、日本人は2~3割しかいない。これはSNS効…

東福寺本坊庭園

国指定名勝 東福寺本坊庭園は東庭、南庭、西庭、北庭と、方丈を中心とした四方に作られている。最も目を奪われるのは南庭の石組み。南庭に面して広縁があり、陽当りがいいので、外国の方々が癒されながら石庭を眺めている。日本人は少なく、日本文化は日本人…

東福寺

東福寺には泉涌寺大門から山道を15分ほど下って辿り着いた。東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、東福寺の名の由来は、奈良における最大の寺院である東大寺の「東」,また奈良で最も盛大を極めた興福寺の「福」の字を取ったということだ。京都最大の伽藍を有…

泉涌寺

旅行二日目の最初の見学地は泉涌寺。歴代天皇の御陵が造営されていることから「御寺」とも呼ばれている。あいにくの雨、そして宮内庁職員の一団が来ていたため御座所の特別拝観は中止。もしかして皇族のどなたかがいらしていたのかもしれない?雨を避けなが…

アルモントホテル京都の朝食

アルモントホテルには団体客はいたとしても少なかったようで、朝食会場が狭くて混雑するということはなかった。朝食はブッフェスタイルで、品数も多く、味付けもよく、連泊しても飽きることはない内容だ。ついつい朝からデザートにまで手を出し、食べ過ぎて…

建仁寺(2)

建仁寺は襖絵や屏風の貴重なものは、実物ではなく高精細デジタル複製画を展示してあるので、雰囲気のある写真を自由に撮ることができる。冬の京都は石庭巡りかと思っていたが、古の文化に触れることができたような気がする。 屏風絵だけでなく、法堂の天井画…

建仁寺(1)

ホテルに入ったのは午後3時近く、荷物をほどいて体が温まったら一日の疲れが出て眠くなってしまった。しかし、せっかく京都まで来て新幹線に乗っただけで、どこも見ないで一日を終わらせるわけにはいかない。冬の京都のお寺さんは閉門時間が早く、16時ころに…

アルモントホテル京都

京都の宿は「アルモントホテル京都」、京都駅の南東方向に徒歩約8~10分。2泊3日の旅行なので、もちろん連泊。定評のある法華クラブの系列なので設備・サービスともに申し分ない。駅の周辺にはホテルがたくさんあるので、たった徒歩10分弱の場所にある…

冬の京都へ

年末に京都に行ってきた。一年前に行こうと計画は立てていたのだが、事情があって中止した。今回は仕切り直しだ。12月26日(木)小田原を9時35分の「こだま641号」に乗った。飛行機とは違って列車は無駄な時間が少ないので気持ちが楽だ。 京都には定刻12時38…

迎 春